こんばんは、


鹿嶋市 地域おこし協力隊の ユウナです。


はい、深い話っぽいタイトル。


これを話すにあたり、私の過去について
そして現在の動きを少し話す必要があります。


私は鹿嶋市の地域おこし協力隊になる前、
千葉県佐倉市に住み、某航空会社のグループ会社社員として
成田空港で働いておりました。

その前職のラスト一年間、私はあるプロジェクトに参加していました。
(そのプロジェクト中に協力隊について知ったのですが。)
そのプロジェクトとは
「地域に眠っている【本物】の体験を掘り起こし、【本物】を未来に残す」
ざっくりいうとそんなプロジェクトです。
つまり、伝統文化など、継承すべきコンテンツや風景を残すために、体験観光化していこう。
みたいな、ことを本気で取り組んでいる、団体です。

現在進行形で事業化に向けて動いております。
(ちなみに退職はしましたが、まだメンバーとして活動しています)


そこで出てきたキーワードこそが
【モノ消費<コト消費】 

聞いたことある方もいると思います。
協力隊ならもちろん知っていますよね?

最近の旅行の傾向をわかりやすく表しています。

モノ消費=何かを買って、持っていることが大事
コト消費=形ではない、体験や思い出を得ることが大事

という消費傾向を表しています。


根本には若者の「物欲」の低下にあるそうで
昔の消費傾向(モノをそろえたい!)からインターネットの社会になって
様々なものが手に入るようになって、物欲が低下し、旅行や体験などの思い出作りのような
消費が増えていった、という流れだそう。

最近だと、体験観光を大きく出しているasoviewなども流行っていて
各地で体験、ワークショップ、写真映えなどを売りにしてきている。
真剣

自治体の皆さんも、この流れは絶対に知っています。
でも、どうやって体験って作るの?そもそも何をどうすればいいの?

そう思っているはずなのですよね。
(だからこのプロジェクトがあるんですけど!)


でも、みなさん
モノ消費<コト消費 だからって
モノ消費を疎かにしちゃいけないんですよ?

コト消費が流行っているっていうのは、
お土産や名産、グルメ等
お金を使う場所がそろっているから流行るんだと思うんです。

だって、
写真撮りだけで、何も食べられないんじゃ、
食べ歩きが好きな女子にはウケないし
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「私も美味しいものたべたい」

そもそもお土産がなかったら、旅行消費額は減るし

【モノ消費<コト消費】 

が、旅行業を盛り上げていることを忘れないでください。
旅行の中で、モノとコトを区別する必要はないって
私は思います。

(まぁ、私が行ったところで響く人がいるかどうか。。。)


上にも示しましたが
何かを買う(家電・ブランド品など)よりもどこかに行く(旅行・思い出など)


その需要が増えているんです。

チャンスです。

チャンスなんですよ!


今こそ、観光を盛り上げていかなきゃいけないんです。
なので、自治体の皆さんは、
【インバウンド】含め、旅行の受け入れ態勢を整え
ガイド(人でもマップでもデジタルでも)を用意し、お土産物を魅力的にし
観光地の整備、スポットの明確化、そして
笑顔とおもてなしの心を忘れずに
観光客をもてなしてください。


そこから、すべてがはじまるし
終わりも始まってしまうかもしれません。。


がんばろう、地方!!